いか
「いかすき?」
「え?」
「いか、いかだよいか」
「いか?海のイカ?」
「そ」
「えぇ〜…好き…っちゃ好きだけど、てか、そんないかのこと好きとか嫌いとか考えたことねー、なくない?」
「あーー、まぁ、そーかもだけど、。」
「てかなんで?」
「え?」
「なんでいか急に?」
「あー、のねー、えーーと そこにさ、あっかいワンピ着てるこがいるじゃん?」
「どこ…あ、あれ?」
「うん」
「うん」
「で、あたしマリオ思い出しちゃって、マリオくらい赤いって心のノブが突っ込んでて、まあそれはいんだけど、あたしマリオの海のステージスッゴイ苦手だったのね?」
「あー俺も苦手だわたるくて嫌いだった」
「じゃん?そーじゃんね?そんでいちばんイカの敵が嫌いだったこと思い出して、ムカムカしたの」
「うん」
「だから」
「…………あ終わり?」
「おわりですけど」
「意味わかんな」
「んーーだよ いーじゃねーか、器が小さいおとこはモテないぞ」
「いや、マリオのイカにムカつくのと イカが好きか聞くの繋がんないっしょ」
「あーーーうるさいうるさいあーあー」
「またおまえいっつもそうやって」
「あーあーあーあー」
「この」
「あ、あひゃひゃ、やめてくださいー!そういうのNGなんですけど!」
「ちょっとよくわかんないです」
「バカヤローだな〜本当ーー あねえ、こないだのどこだっけ」
「何が」
「ほら、でっかい いか焼き、戸越だっけ?」
「あーー え?戸越じゃないっしょ渋谷じゃない?」
「ええ〜〜?しーぶやにいか焼きあるぅ?」
「えーーでも戸越行ったのだいぶ前じゃない?いか焼き…どこだっけ覚えてないわ」
「おっもいだせよ〜!バカヤロー〜!」
「るせーーバカヤローばっかいうなよ」
「あーバカヤローは覚えてないかも知んないけどそのいか焼きはめちゃくちゃ美味しかったなーー!!!」
「うるさいって、聞こえるって余裕で」
「んふふ」
「で?そのいか焼きたべたいの?いま」
「ん〜〜〜たべても〜〜〜たべなくても〜〜〜〜さしつかえない」
「なんじゃそれ」
「だから〜 わたしはいかは基本 無 だけど好きな時もあるってこと」
「たまにね?」
「そ」
「でもマリオのイカは?」
「でっっっっっ嫌い」
「うは」
「いか焼きもどこにあるかわかんないからマリオ買ってかえるか、きみのお金で」
「おい、マリオといか焼きの価値全然違うだろ」
「Wii Uのやつな〜やってないから私〜きみ持ってるじゃんWii U」
「もってないです」
「おいうそつくな、昨日確認したんだぞこっちは」
「あ〜泊めるんじゃなかった」
「はいはいはいはいビックカメラどこか調べてはいはいはいはい」
「買うの決定なの?も〜」
「決定!決定!イカぶっとばそーよ」
「それはちょっと良いかも」
「んね?はいビックカメラゴー!!」
「じゃーおまえビール買ってよ、ビール飲みたい」
「え〜〜男〜〜男が〜〜そんなこと〜〜?いいけど」
「はい、じゃ、とっとと買って、帰ろ」
「はーーーい」